12月7日(木)9:30~笛吹市役所にて開催された
「令和5年度笛吹市地域自立支援協議会 第2回児童部会」に参加してきました。
今回のテーマは、発達特性に合わせた卒業後の生活や就労準備へ向けて、児童サービス事業所が療育支援に活かせるようにと研修会が開催されました。
講師は、心の発達支援総合支援センター地域支援課の課長山寺秀美氏・渡邉芽生氏が、分かりやすく大切なポイントを話してくれました。
この研修では、日ごろの支援において、心得ておくことを学びました。
心得として、事業所で関わっている子どもたちは、最終的には「社会に送り出していくこと」を念頭に入れ、未就学児の段階からしていくことが大切であること。
また、学校と社会の大きな違いがあることを学びました。
学校では、個々の児童の能力に応じて配慮することができる場所であるが、社会では、自分で仕事をこなさないとならない場所であること。
障害を盾にするのではなく、本人が自分でやれること、やれないことを判断する力を身に着け、自分を社会に順応させていく視点が大事であること。
学びの中で、個人特性の階層構造(就労準備ピラミッドの5段階)が特に印象に残りました。社会に送り出すまでに身に着けておきたいことは下から順に職業生活の遂行まで
図は、厚生労働省のhpより
私たちは、日ごろから子どもたちとの関わりの中で、生活スキルをどのように身に着けていくことができるのか?
今回の学びの中で、生きる力を育む具体的な例を描くことができました。
本人が、自立して社会で活躍し続けることができるように、家族はじめ、環境や周りの人のより良い関係づくりが大切であることを学びました。 たけよし
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